こんにちは。
二人の娘(3年生と1年生)が公文式英語を学習しています。
先日3年生の娘が公文の先生に薦められて英検4級(中2相当)を殆ど勉強せずに初受験したのですが、いきなり合格しました。
公文の英語って凄い!と感心しましたので簡単ですが報告します。
1.小学校3年生の娘が英検4級受験に至った経緯
イギリスで過ごした保育園の2年間
娘は保育園年少途中(4歳)から年長途中(6歳)までの約2年間、イギリスで生活しました。
私が小学校~高校まで公文の算数・数学を勉強した経験があることから、長女は公文の算数だけイギリスで学習を開始していました。
日本に帰国して約半年後、家のそばの区立小学校に新1年生として入学しました。
小学校に慣れた小学校1年生の12月頃に、これまで習っていた公文の算数に加えて英語も学習するようになりました。
英検には特別興味はありませんでした
公文の英語学習をさせた目的は、もしかすると英語の耳を維持できるかもしれないという、淡い期待があったためです。
子供は公文の算数同様、英語もコツコツとプリント学習を行い、英検4級を受験した2017年1月の時点でI 150あたりを学習していました。
公文の先生に英検4級の受験を2度薦められた
小3の娘曰く、先月(2017年1月)に英検4級を初受験する数か月前にも、公文の先生から折角なのでと英検4級の受験を薦められていたようですが、そもそも娘は英検がどのようなものか知りませんので、興味はないとお断りしていたそうです。
2016年12月に改めて公文の先生から英検4級の受験を薦められて、親に「英検4級のの受験を薦められた」と初めて伝えてきました。
2.英検4級に合格した小学校3年生の勉強は公文の英語だけ
英検4級受験のための特別な学習は一切無し
妻が12月に急遽、1月に行われる英検4級の申し込みをしました。
私は英検の受験経験はなく、妻は中学生の頃に受験したことがあるとのことですが、最近の問題は知らないとのことでした。
さすがにどのような問題が出るのか程度は知っておくべきなので、妻が本屋で一冊だけ旺文社の過去問を購入してきて、冬休みに簡単に娘に問題構成だけ説明したそうです(私は英検に一切興味がないため、知らんぷりでした 笑い)。
英検4級の問題は中学校2年生の英語レベル
英検4級の問題は筆記とリスニング問題の2つに分かれています。二次試験はありません。(面接形式のスピーキングテストは3級以上)。
レベルは1,300語レベル、中学2年までの語いをベースに問題が作られます。
過去表現、未来表現、不定詞、動名詞、比較表現までが出題され、語い・文法力、読解力、作文力、聴解力の四つの能力が試験されます。
公文の英語を2年続けた
娘は海外に2年住んだといっても、日本語の読み書きも出来ない小学校入学前の話ですから、海外にいた頃は当然、英検4級で問われる英語の文法を理解などできていません。
娘の英語学習は毎日30分程度の公文の英語学習と週1回40分の英会話を英検4級受験まで2年間続けてきただけでした。(週1回の英会話が外国人と違和感なくしゃべれるようにという意図であり、小学生の英語学習としては有効とは思えません。親の自己満足です笑い)
そこでいきなり小学校3年生の1月に英検初受験!
試験対策は無し。
3.英検4級初受験で小学校3年生がいきなり合格
これが受験結果です。
立派に合格です。Readingは62%の出来で、Listeningがなんと86%の出来でした(30問あって4問しか間違っていない)。
子供の受験した感想
親が英検に興味がないので子供も当然興味ないため、娘は受験前から「二度と受けないからね」と言っていました。
受験後は「リスニングは出来たよ。書く方は大変残念な結果だと思う。分からなかった。二度と受けないからね」とコメントしていました(妻 曰くですが)。
4.公文式の英語学習は凄い
公文の英語学習に感心した
以前から本ブログで公文のイーペンシル(e-pencil)は良い道具だということはお伝えしてきていますが、今回、娘が小学校3年生でなにも特別な勉強なしで英検4級に合格したことで、公文の英語学習、特にイーペンシルの素晴らしさに感心しました。
【参考まで娘が小学校3年生12月頃に聞いていた公文の教材を紹介します】
公文の先生に怒られそうですが、先日妻が「実は英検受験用に過去問を買ったけど、リスニング用のCDが別売りだったから、ヒアリングは問題形式だけ説明したけど、娘は1度も試験問題を聞いたことがないまま受験したの(笑)」と説明がありました。
つまり、ヒアリングに関しても、英検4級用に特別な学習は一切行っていないという状態で娘は英検4級の試験を受けたのです。
小学校1年生の12月から小学校3年生の1月まで、ほぼ丸2年、ヒアリング・スピーキングはイーペンシルの力を借りながら、公文の英語学習を続けただけで、中学校2年生レベルの英語能力が求められる英検4級に、ヒアリング問題で86%の正解率を獲得して、一発で合格できるなんて、公文の英語学習って本当に素晴らしいと思います。
公文の英語学習宇は親が教えなくて良い点が良い
公文の算数もそうですが、公文の英語も私たちの家では、娘にはほとんどなにも教えていません。娘は公文のプリントとイーペンシルだけで一人でこの2年間、学習を進めてきました。
親がいちいち子供に教えなくて良いってところが公文のいいところですね。
「少しずつ難しくなっていくプリントをコツコツ自分一人で学習していく」って、素晴らしい学習方法だと思います。(なんといっても親もラクチンです!)
5.英検4級受験の波及効果
大人も子供もはやり試験で合格すると嬉しいものです。
娘はとにかく、合格したということについては非常に喜んでいます。
親としても、公文で2年間、英語学習をさせていた効果が目に見えて分かったことで、今後も公文の英語学習を続けさせようと思います。
また今回の英検試験会場は早稲田大学だったのですが、小学校3年生の娘が「大学って一つの街みたいに大きいんだね。私もこの大学に通いたい!」と、これまで中学校までしか意識していなかった子が急に大学を意識し始めたことは、娘の人生において大きなプラスの刺激になったと感じています。
このようなことで娘がやる気を出してくれるなら、次回、再び公文の先生に英検3級受験を薦められたら娘に受けさせてみようと思っています。