こんにちは。
前回お話しした『公文の算数を学ぶ小学生の生徒数推移(小学1年~4年)(2018年2月更新)』に続き、本日はくもんの英語を勉強している小学生の学年毎の増加状況を説明します。元データは当家の子供が公文教室から貰ってくる進度一覧表基準認定証です。
小学3年生でピークアウトする算数と違い、公文の英語は小学校4年生になっても生徒数が増え続けていることが分かりました。
1.公文(くもん)の英語学習者増加状況(小学校4年生(2007年度生まれ)
進度一覧表基準認定証によれば、私の子供のくもんの英語学習は3学年先以上の学習とのこと。
『公文の算数を学ぶ小学生の生徒数推移(小学1年~4年)(2018年2月更新)』でも述べましたが長女は小学3年生から塾に通いはじめ現在は週3日、塾に通いながら公文の算数と英語を継続しています。結構忙しいハズなのですが泣き言を言うわけでもなく純粋に公文に向き合っています。自分の子供ではありますが感心します。
さて早速受領した進度一覧表をこれまで説明しました表に落とし込んでみます。
(備考:長女は4歳から6歳までの2年間をイギリスで過ごしました。モンテソーリの保育園で1年間、小学1年生の予備クラス(レセプションクラス。日本では保育園年長組の歳)と小学1年を1ヵ月だけ経験しているので、文法力はさておき英語耳と発音は少しだけ優位ではあります。)
【公文学習者(全国)/ 小学校4年生(2007年度生まれ)】
学年 | 算数・数学 | 英語 |
---|---|---|
小学校1年 9月末 | 69,750名 | — |
小学校1年 12月末 | 74,640名 | — |
小学校1年 3月末 | 78,612名 | 18,291名 |
小学校2年 6月末 | 82,476名 | 21,265名 |
小学校2年 9月末 | 86,351名 | 24,410名 |
小学校2年 12月末 | 88,799名 | 26,772名 |
小学校2年 3月末 (2015年度) | 89,602名 | 29,709名 |
小学校3年 6月末 (2016年度) | 90,385名 | 33,538名 |
小学校3年 9月末 (2016年度) | 90,795名 | 37,049名 |
小学校3年 12月末(2016年度) | 90,940名 | 39,699名 |
小学校4年生 9月末(2017年度) | 82,507名 | 50,075名 |
現小学校4年生(2007年度生まれ。全国109万人)の公文の生徒数は、2017年12月末時点で算数82,507名、英語50,075名でした。
2.くもんの英語を学ぶ生徒は増加継続
当家の長女は小学1年生の3月(新2年生直前)から公文の英語を学び始めました。進度一覧表基準認定証の一部を紛失してしまいデータの一部が欠けていますが、小学4年生9月まで『くもんの英語』を学ぶ小学生は一貫して増加していることが分かります。
算数が小学3年の12月をピークに生徒数が減少していることと比較すると大きな差となっています。
くもんの生徒数推移(算数)。英語と違い小学3年12月から生徒数が減少しています。
3.公文は算数だけ or 英語だけ or 算数と英語両方??
ここで改めて算数と英語の学習者数(2007年度生まれ。2018年度は小学5年生)の推移を1枚のグラフで見てみます。
小学1年生の3月時点での算数学習者(約78,000人):英語学習者数(約)18,000人=4:1 の比率です。
これが小学校4年生9月になると算数学習者(約82,000人):英語学習者(約50,000人)=1.6:1 の比率にまで差が小さくなります。
公文の算数学習者は小学校3年生でほぼ頭打ちですが、公文の英語を学習する小学生は順調に増え続けています。
4.公文の算数数学者が英語学習者より多い理由(考察)
私が3人の子供に公文の学習をさせ始めた時に感じたことをお伝えします。
長女は5歳から公文の算数を学習しはじめました。基本的に公文の算数は「ひらがな」が読めなくても問題を解くことが出来ます。世の中にはもっと小さな頃から公文の算数を始めさせる方もいらっしゃるようですが、ちょうど良いタイミングだったかなぁと感じています。
一方、英語は小学校1年生が終わる直前の3月から学習を開始しました。
始めて直ぐに私が感じたのは「読めない漢字が多くてちょっと大変そう」というものでした。
娘は現在は小学校4年生になり学校で習った漢字も増え、J教材(高校生相当)の学習をしていますが楽しそうに取り組めています。
長女が小学校に入学する前から英語学習をした場合は、正直、ここまで続かなかったかなと親として感じています。まぁ、これはあくまで私見ですが・・。
「日本語能力もまだまだなのに、英語を勉強するのは早い」と考える私のような親は結構いらっしゃるのではと思います。
というわけで、『算数は数字だけ理解出来れば取り組めるが英語はある程度日本語が分からないと一人での学習が難しい』というのが、小学校低学年では算数の学習者の方が英語学習者より圧倒的に多い理由だと推察しています。
まぁ、これは私の感覚でありアンケート結果でもなんでもないので独り言として捉えて下さい(笑)。
5.おわりに
今回は『公文の英語を学ぶ小学生の生徒数推移(小学1年~4年)(2018年2月更新)』というお話しをしました。
次回は公文の英語教材の内容について書いてみたいと思います。最後までお付き合いありがとうございました。