こんにちは。
さて、公文式英語を学習している小学生がどの程度いるのかの更新情報をお伝え致します。今回からうちの子供達に合わせて2016年度時点での3年生と1年生の人数を同時報告致します。
1.公文(くもん)の英語学習者増加状況(現小学校3年生(2007年度生まれ)
【公文学習者(全国)/ 現小学校3年生(2007年度生まれ)】
学年 | 算数・数学 | 英語 |
---|---|---|
小学校1年 9月末 | 69,750名 | — |
小学校1年 12月末 | 74,640名 | — |
小学校1年 3月末 | 78,612名 | 18,291名 |
小学校2年 6月末 | 82,476名 | 21,265名 |
小学校2年 9月末 | 86,351名 | 24,410名 |
小学校2年 12月末 | 88,799名 | 26,772名 |
小学校2年 3月末 (2015年度) | 89,602名 | 29,709名 |
小学校3年 6月末 (2016年度) | 90,385名 | 33,538名 |
先にも述べましたが小学校3年生の子は英語と算数を学んでいますので一緒に報告します。
表からみて分かる通り、現小学校3年生(2007年度生まれ。全国109万人)の公文の生徒数は、2016年6月末時点で2015年3月(2年生の3月)と比較した増加数は、
算数+783人(+0.8%)
英語+3,829人(+11.4%) となりました。
算数は全国で9万人(8%)の小学校3年生が勉強していることになりますが、ほぼ現状維持といって良い数字です。実は私は、今後、この学年の公文生徒数は、増加せず3か月後には減少に転じると予想しています。
全く客観性はございませんが私の主観的な体験をお伝えします。
私は小学校1年生で公文の体験学習期間中に算数を始めましたが、体験学習期間終了と同時に親に「やらない」と言って入会しませんでした。しかし再び親に連れられて(大袈裟ですか)公文の門を叩いたのが小学校3年生の9月です。
この経験から述べると、この時期以降は、私のように入会する生徒も相応に居ますが、塾に通い始めてそちらが忙しくなったり、単純に毎日の学習が嫌になって止めていく生徒もそこそこ出てきますので、増加というよりは減少に転じるのではないかと予想しています。
私の実体験としては、公文学習を中学生になっても続ける生徒は非常に少なくなり、私のように高校生になっても続けた生徒は更に減り、教室に10名もいなかったです。但し、特記事項としては、高校生になっても公文を続けている生徒は、皆、間違いなくかなり高いレベルの大学(私の場合は、国立大学医学部と東大、早慶)に現役で合格していました。
私の自己流分析ですが、公文がもたらした効果が半分、残り半分は元から持っていた頭脳が良かったので部活や塾と並行して公文に通ってもやり切れるだけの能力(もしくはCapacity)があったということかとは思います。。
更に余談ですが、私は数学の偏差値は高校生時代72~75程度ありましたので、勉強は出来た方だと思います(ちょっと自慢です)。しかしそれでも小学校3年生の9月から入会試験を経て「A教材」からの入会となりました。「A」教材とは「1+1=2」から始めるのですが、同じクラスの友達も既に公文を始めていた生徒が結構いましたので、小学生ながらに「恥ずかしい」という思いが湧いたことを覚えています。
申し上げたいのは、それだけ勉強が出来るということと、公文が求めている正確性を伴った計算スピードは異なっているということです。実際、私が数学の偏差値が高かった理由は、これも自己分析ですが、「どんなに複雑な微分・積分の計算をしても絶対に計算ミスをしない圧倒的なスピードと計算力」があったため、人より先に確実に問題を解けるので、難しく時間が掛かる最後の大問に十分な時間を充てることが出来たのがポイントと思っています。
以前、東大卒の方と話をした際、「公文をやっていた人って、何も考えずに計算だけするよね」とコメントされたことがあります。しかし、東大など絶対に行けない私のような凡人にとっては、「努力すれば確実に身につく計算スピード」は重要です。公文のおかげで数学だけは人並み以上の点数が取れていましたから、公文の学習はそこまで否定されるようなものではないと考えています。
2.公文の英語学習者増加状況(現小学校1年生(2009年度生まれ)
【公文学習者(全国)/ 現小学校1年生(2009年度生まれ)】
さて初披露となります2016年度春に小学校1年生になった小学生の英語学習状況です。2人目の子ですが、小学生になって上の子が英語を学んでいますので自ら「自分も英語をやってみたい」と言い出して春から開始しました。
公文の高進度学習者賞を頂きました。
上の子もそうでしたが、2人目の子の全国での英語順位はちょうど真ん中くらい。
上の子は2年生頃から凄い理解度を示してグングン学習スピードを上げて今ではTOP5%の進度になっています。
先日、高進度学習者が貰える記念オブジェクトを貰って喜んでいました。
さて、これまた脱線しましたが、2人目の子が貰ってくる公文の「進度一覧表基準認定書」から現小学校1年生(2009年度生まれ)の生徒数の推移を見てみたいと思います。
学年 | 算数・数学 | 英語 |
---|---|---|
保育園・幼稚園 年中 3月末 (2014年度) | 25,386名 | — |
保育園・幼稚園 年長 6月末 (2015年度) | 32,166名 | — |
保育園・幼稚園 年長 9月末 (2015年度) | 37,188名 | — |
保育園・幼稚園 年長 12月末 (2015年度) | 45,651名 | — |
保育園・幼稚園 年長 3月末 (2015年度) | 54,474名 | — |
小学校1年 6月末 (2016年度) | 64,478名 | 14,672名 |
これを見ますと、3月末の時点で、全国で公文の英語学習をしている小学1年生(2016年度)は約1.4万人いることが分かります。2009年度生まれの1年生(6月末時点)は全国に107万人ですから、約1.3%の現小学1年生が公文の英語を学習していることになります。
さて、この数字とどう捉えるか。本日はここまでとして次に改めて書かせて頂きます。
以上簡単ですが、参考になれば嬉しいです。